どもっ!現役、整形外科クリニック勤務の理学療法士「うなむ」と言います。
ぎっくり腰の痛みってホント辛いですよね。
そんなぎっくり腰の辛い痛みを少しでも和らげていただきたいので、すぐに楽になる方法をご紹介したいと思います。
すぐに楽になるといっても完全に痛みが取れるわけではありませんので、ぎっくり腰の痛みについて盛り盛りで書いてみました!
ぜひ、好きなところから読んでくださいね♪
この記事を読んだ後、あなたは↓のようになっているかもしれませんよ!
この記事を最後まで読んだら…♪
- 辛いぎっくり腰の痛みがすぐに楽になる
- 今の痛みを悪化させない方法がわかる
- もう辛いぎっくり腰にならなくなる
ではでは、早速、見て行きましょう!まずはぎっくり腰の辛い痛みをすぐに楽にする方法です!!
あなたのぎっくり腰の痛みをすぐに楽にする方法!!!
ぎっくり腰の痛みを楽にする方法をご紹介する前に、まず、痛みが楽になる姿勢を見つけてください!
見つかりましたか?
了解です!
注意点が1つだけあります!その注意点は、↓に紹介するマッサージをやって少しでも痛みが強くなるようならすぐにやめてください!
では、まずやってもらいたいマッサージが3つあります!
ぎっくり腰の痛みが楽になる!マッサージ3選!!!
まず1つめ目、『まゆげグリグリマッサージ』です。
ステップ1 まゆげをつまみます
ステップ2 まゆげをつまんだまま円を書くように動かします。
以上!
だまされたと思ってやってみてくださいね。
2つ目はセルフ頭皮マッサージ
↑の写真のように頭のてっぺんから頭の後ろまでマッサージしてください!
3つ目は、母指内展筋マッサージ
ステップ1 人差し指と親指の間にある母指内転筋を↑の画像のようにつまんでください。
ステップ2 つまんだら親指と人差し指で円を描くように動かしてください。
柔らかくなるまでやってくださいね。
紹介させていただいた3つのマッサージに共通する、あなたのぎっくり腰の痛みをもっと楽にするポイントをご紹介します。
ぎっくり腰の痛みをもっと楽にするポイントは、深呼吸をしながらやる!
深呼吸のポイントとしては、鼻から吸えるだけ吸って、口から吐けるだけ吐いてください。
↑の3つのマッサージ+深呼吸をやって痛みが変わらなければ、ヘルニアなどの病気の可能性があります。
あなたの街の病院(整形外科)で1回、診てもらうことをお勧めします。
楽になったあなたは、さらにさらに痛みを楽にしていきましょう!
ぎっくり腰の痛みを楽にするエクササイズ!
↑で紹介させてもらったマッサージでだいぶ楽になったのではないかと思います。
↓に紹介するエクササイズでさらにぎっくり腰の痛みを楽にしていきましょう!
身体ひねりエクササイズ
ステップ1 仰向けに寝て膝を曲げます。(仰向けに寝れなかったら身体ひねりエクササイズはやめておきましょう。)
ステップ2 膝を左右に倒します。痛みを感じたところで止めて深呼吸を3回~5回してみましょう。
ステップ3 始めに倒したほうと反対に倒してください。反対側も痛みを感じたところで止め、3回~5回、深呼吸をしてください。
ステップ4 ステップ2と3を繰り返します。
次第に左右に倒せる範囲が増えてきますので、ぜひ、やってみてくださいね。
なんで3つのマッサージとエクササイズでぎっくり腰の痛みが楽になってしまうのか?
人の体は「筋膜」という筋肉を包んでいる膜で全身のいろいろな場所がつながっています。
今回、あなたにやってもらった3つのマッサージは、ぎっくり腰の痛みを出してしまっている筋肉と繋がっています。
つまり、筋膜のつながりを利用してぎっくり腰の痛みを出してしまっている筋肉を緩めているんです。
↑で紹介させてもらったエクササイズも同じで、あなたのぎっくり腰の痛みを出してしまっている筋肉を緩めて痛みを楽にしています。
さて、ここまでの3つのマッサージとエクササイズでだいぶ、あなたのぎっくり腰の痛みが楽になったのではないでしょうか?
まだやっていなかったら、だまされたと思ってやってみてくださいね!
では、ここからは、ぎっくり腰の痛みを少しでも楽にする場面ごとの対処法をご紹介します!
ぎっくり腰の対処法!シチュエーション別にご紹介します!!!
ぎっくり腰の痛みから早く解放されるには?
ぎっくり腰の痛みは、動くと痛むのでできれば安静にしておきたいですよね。
でも、動けるなら動いてしまったほうが治りが早くなります。
最新のぎっくり腰の研究でも、動いたほうが早く治ることが明らかになっています。
もし、体を動かせないぐらい痛いぎっくり腰でも、どこか動かせるところを見つけて動かしてみてください!
もし、↑で紹介した3つのマッサージやエクササイズをやっていなければやってみてくださいね!
ぎっくり腰の痛みを和らげるのにコルセットは付けたほうがいい?
コルセットをもっているなら、試してもらったほうがいいと思います。
もし、コルセットをしてみてぎっくり腰の痛みが和らぐなら、コルセットをして体を動かしたほうがぎっくり腰の痛みが楽になります。
ぎっくり腰の痛みがコルセットをしても変わらないなら、コルセットをしなくても大丈夫です。
「コルセットをすると腰の筋肉がなくなってしまうんじゃないか・・・?」
と心配されるかもしれませんが、痛みがあるときはむしろやってもらったほうがいいです。
ぎっくり腰の痛みがつらくて動けないほうがぎっくり腰の痛みが長引いてしまいますので。
ぎっくり腰ってお風呂入ってもいいの?
ぎっくり腰の痛みがあってもお風呂に入って大丈夫です。
大丈夫なんですが、痛みが強くなるようならすぐに出てくください。
お風呂に入ってぎっくり腰の痛みが強くなる場合、腰に炎症を起こしている可能性が高いです。
湿布や痛み止めを持っているなら使ってもらったほうが楽になる可能性があります。
「お風呂に入ってから痛くなったら困る」
と思います。
お風呂に入れるか?入れないか?の判断としては、ぎっくり腰の痛みがある場所にカイロやシャワーを当てて、痛みが楽になればお風呂に入っても大丈夫です。
ぎっくり腰にマッサージはしてもいい?
ぎっくり腰の痛みがある場所にマッサージは、しないほうがいいです。
ぎっくり腰の痛みがある場所にマッサージをしてしまうと痛みがさらに強くなってしまいます。
おすすめは、↑で紹介した3つのマッサージとエクササイズです。
誰かにマッサージしてもらう場合は、手や足をマッサージしてもらってください!
ぎっくり腰でも楽な寝方は?
ぎっくり腰でも楽に寝られる寝方は、横向きです。
横向きで、抱き枕を抱いてもらって抱き枕を足に挟んで寝ると痛みを感じずに寝られると思います。
ぜひ、お試しあれ!
ぎっくり腰になったら病院に行ったほうがいい?
通常のぎっくり腰であれば、行く必要はありません。日に日に良くなってきます。
痛みを我慢して病院に行ってもレントゲンで骨の状態を確認して、痛み止めの薬と湿布をもらう程度です。
病院に行ったほうがいいぎっくり腰の症状をまとめておきます。
↓のような症状がある場合は、病院で一回、診てもらってください!
病院に行ったほうがいい症状
腰から足にかけてしびれがある
足が動かし辛い
1週間たっても痛みが変わらない
足の感覚がおかしい
↑の症状がある場合は、腰椎椎間板ヘルニアや圧迫骨折、腰に腫瘍などの大きな病気の可能性があります。
安心するためにも病院で一度、診てもらってください。
ぎっくり腰はどれくらいで治りますか?
通常のぎっくり腰であれば、1週間もすればだいぶ動けるようになります。
2週間もすれば、痛みはほぼなくなっていると思います。
ぎっくり腰の原因って???
普通のぎっくり腰の痛みの原因は、筋肉の疲れです。
通常、人は100%前後左右のバランスが整っている人はいません!
多かれ少なかれ、前後左右に傾いてしまっています。
つまり、立っているだけで座っているだけでも、頑張っている筋肉がいます!
がんばっている筋肉は、常に力が入ってしまっているので、どんどん固くなってしまいます。
筋肉は固くなるとうまく働けません。
あなたの姿勢を保とうと頑張っていた筋肉が力尽きてしまうと、他の筋肉ががんばります。
他の筋肉がまた頑張り、力尽きてしまうと、またほかの筋肉が・・・。
というように、固くなってうまく働けない筋肉が全身に増えてしまいます。
全身の筋肉が固く疲れてしまっているところに、ひょっと負荷がかかって筋肉に損傷をおこしてしまった状態が「ぎっくり腰」です。
辛いぎっくり腰にもうならない!ぎっくり腰を予防する方法♪
↑の章でぎっくり腰の原因は筋肉の損傷とお伝えさせていただきました。
つまり、筋肉を柔らかく保っておけばぎっくり腰を予防できる!ということなんです。
ぎっくり腰に関係する筋肉は大きく分けて2つあります。
1つは、ぎっくり腰の辛い痛みを出してしまう筋肉。
2つは、ぎっくり腰の本当の原因となる筋肉
ぎっくり腰の痛みの筋肉
- 腰方形筋
- 多裂筋
- 脊柱起立筋群
ぎっくり腰の原因となる筋肉
- 大腰筋
- 腸骨筋
- 小殿筋
ということで、ぎっくり腰の原因となる筋肉を柔らかくしておけばぐっとぎっくり腰になる確率を減らすことができます。
ぎっくり腰の原因となる筋肉を柔らかくする方法は↓の記事にまとめてありますので、ぜひ、確認してぎっくり腰を予防してくださいね♪
ぎっくり腰の痛みを治す方法!まとめ
いかがだったでしょうか?
あなたのぎっくり腰の痛みが少しでも楽になっていれば幸いです。
ぎっくり腰は、痛みがなくなったとしても、予防していなければまたなってしまいます。
ぎっくり腰を予防する方法としては、毎日、ストレッチをするのがおすすめです。
ストレッチをして全身の筋肉を柔らかく保っておきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
あなたのぎっくり腰が早く楽になることを祈っております。