PASONA 36 TP V - ぎっくり腰の治療は病院に行くべき?自宅で楽にする方法も!

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ぎっくり腰の治療は病院に行くべき?自宅で楽にする方法も!

「ぎっくり腰になったけど、病院で治療したほうがいいの?」

「病院での治療ってぎっくり腰の痛みが楽になるの?」

と思いますよね。

 

どもっ!現役、整形外科クリニック勤務の理学療法士の「うなむ」です。

 

ぎっくり腰の病院での治療ってどんなことをするかわかりませんよね?

そこで、病院でのぎっくり腰の治療について説明させていただきます!

 

この記事を最後まで読んでもらうとこんな未来が待っているかもしれませんよ

 

  • 病院に行かなくても病院で行うぎっくり腰の治療の8割が自宅で出来てしまう
  • 病院に行くか?自宅で安静にしているか?を決めることができる
  • 病院に行かなくてもぎっくり腰の痛みを少しでも楽にできる方法がわかる

 

なので、よかったら最後まで読んでみてくださいね♪

ではでは、ぎっくり腰の病院での治療方法を一緒にみていきましょう!

ぎっくり腰の病院での治療

私が勤めている病院での治療の流れをご紹介します。

どこの病院に行ってもこの流れだと思います。

 

  1. 問診
  2. レントゲン
  3. 注射
  4. 湿布&痛み止めの薬&コルセット

の流れになります。

1つ1つ見て行きましょう!

 

問診

あなたは、名前を呼ばれ、ぎっくり腰の痛みを我慢しながら、呼ばれるままに診察室に入っていきます。

そこには真っ白な白衣を着たドクターが座ってあなたを見ています。

椅子に座るとドクターから一言

 

「今日はどうされました?」

 

あなたはぎっくり腰の説明をドクターに説明します。

  1. どんな時になったか?
  2. 今、どんな痛みがあるのか?
  3. どこに痛みがあるのか?などなど

あなたは一通りぎっくり腰の説明を終えるとドクターから

「じゃあ、レントゲンを撮って確認してみましょう!」

と言われます。

 

あなたはぎっくり腰の痛みに耐えながら診察室を出て、待合室でレントゲンに呼ばれるのを待ちます。

「○○(あなたの名前)さーん」

レントゲンに呼ばれたあなたは、レントゲン室までぎっくり腰の辛い痛みに耐えながらがんばってレントゲン室に向かいます。

寝てしまうと起きれなくなってしまうので、立ってレントゲン撮影です。

レントゲン

ぎっくり腰の痛みがある場所の骨の状態がどんな状態のなのか?レントゲンを撮って確認します。

 

レントゲン技師さんかドクターが、レントゲンのセットが終わると

「はーい、撮りまーす。はい、じゃあ次は、横から取りますねー」

と、ぎっくり腰の辛い痛みに耐えながら立っているあなたの横で機械をガシャガシャと動かしています。

 

セットが終わると

「はーい、撮りまーす。じゃあこれでレントゲンは終わりなので、診察に呼ばれるまで待合でお待ちください」

と言われ、あなたは、ぎっくり腰の痛みに耐えながら、診察室の前のソファまで、フーフー言いながら歩いていきます。

 

やっとソファに腰かけたあなたは、早いとすぐに

「○○(あなたの名前)さん、どーぞ」と看護師さんに呼ばれます。

 

(マジか、座らなきやよかった(涙))

と心の中で思いながら、なるべく痛みのない、へんてこな格好をしながら歩いて診察室に入っていきます。

 

診察室の椅子に座るとドクターから先ほど撮ったレントゲンの説明をされます

ぎっくり腰だとこんなことを言われることが多いです。

 

「問題ないですね」

「少し骨と骨の間が狭くなってますね」

「ちょっと変形しちゃってますね」などなど

 

この後、恐怖?誘惑?の言葉がドクターの口から発せられます。

 

「ブロック注射を打つと楽になりますけど、どーします???」

 

注射

誘惑?恐怖?の言葉を聞いてしまったあなたは、頭の中で葛藤を始めます

 

(注射を打てばこの辛いぎっくり腰の痛みから解放されるのか?)

(いや、待て!注射だぞ!ぎっくり腰の痛みよりも注射が怖い!!!)

(でも、ぎっくり腰の痛みが楽になるなら・・・)(笑)

 

そこで、あなたは、覚悟を決めてブロック注射を打つことを決めました

 

ブロック注射とは?ぎっくり腰に本当に効くの???

ぎっくり腰で私が勤めている病院に来られる患者さんもブロック注射を打つことが多いです。

約8割ぐらいの患者さんが、歩けない状態できて、ブロック注射を打つと、なんとか歩けるぐらいに回復して帰っていきます。

 

完全に痛みが取れるわけではないですが、ブロック注射を打つことで、2,3日治りが早くなる感じです。

 

ブロック注射は、局所麻酔薬と痛み止めが一緒になっている薬剤を使っています。

麻酔薬が神経の痛みを抑え、痛み止めが炎症を抑えることで痛みを楽にしてくれる注射です。

 

効果は数時間しか持ちません。

 

「えっ!?それだけ・・・」

 

と思いますよね。思うと思うんですが、ぎっくり腰の痛みが和らぐと、痛かったところの血流がよくなります。

血流が良くなると、痛みを感じさせる物質が流れてくれるので、ブロック注射の効果がなくなっても、ぎっくり腰の痛みが楽になります。

 

さて、ブロック注射を打つことにきめたあなたは処置室のベッドに横になりました。

 

先ほどのドクターがやってきて、腰かおしりあたりに注射を刺されます。

注射が終わると30分から1時間、ベッドに横になって安静にすることに。

 

看護師さんから「ゆっくり起きてください」と言われ起き上がってみると

(・・・あれ?楽かも・・・???)

となるかも・・・しれませんよ!

 

もし、少しでも早くぎっくり腰の痛みを和らげたいのなら、病院に行かれてもいいかもしれません

 

が、普通のぎっくり腰の場合、安静にしていればだんだん良くなってくるので、無理に行くことはお勧めしません。

余計、痛くなってしまうこともあります。

 

湿布&痛み止めの薬&コルセット

さて、ここからはざっくり行きます(笑)

 

私の勤めている病院では

ロキソニン

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ムコスタ(胃薬)

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リンラキサー(筋肉を緩める)

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湿布(モーラスかロキソニン)

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マックスベルト(腰痛ベルト)

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の処方を行っています。

 

実は、私、腰痛持ちで、今までも何度もぎっくり腰をやっています。

ロキソニンやベルトって「効かない・・・」という方も中にはいるんですが、私はしっかり効いてくれてぎっくり腰の痛みが楽になりましたよ!

 

ぎっくり腰の病院での治療って即効性はあるの?

病院に行くと↑で紹介させてもらったブロック注射を打つことができるので、即効性はあります!

どうしても早くぎっくり腰の痛みを楽にしたかったら、病院が一番おすすめです!

 

痛みが楽になってきたら・・・

ぎっくり腰の痛みが楽になってきたら、病院での治療は、低周波の治療や腰をひっぱる治療を行います。

私みたいな理学療法士がいる病院では、理学療法士が直接、施術を行う病院もあります。

ぎっくり腰は病院で治療すべき???

ここまで、ぎっくり腰になってしまった時の病院での治療をご紹介させていただきました。

長々と説明させていただいたんですが、正直なところ、普通のぎっくり腰であれば、病院で治療する必要はあまりありません。

 

理由は、安静にしていれば、2,3日もすれば、歩けるようになりますし、1週間もすれば、だいぶ動けるようになります。

なので、無理して病院に行く必要はないですよ!

 

普通のぎっくり腰であれば、行く必要はないんですが、病院に行ったほうがいいぎっくり腰もあります。

病院に行ったほうがいいぎっくり腰の特徴は↓の記事に書いてあるので、気になる方はご覧ください

 

ぎっくり腰は病院に行くべき?

 

ぎっくり腰の治療で行くなら何科???

ぎっくり腰の治療で行くなら、整形外科です

 

整形外科以外に行ってしまうと、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などを見過ごされてしまいます。

 

なので、はじめは整形外科に行かれることをお勧めします。

 

ぎっくり腰の原因が知りたかったら病院に行くべき!

もしあなたがぎっくり腰の原因を知りたいと思うなら、一度、整形外科に行ったほうがいいかもしれません。

 

レントゲンを撮ってドクターから

「問題ないですね」

と言われれば、筋肉の問題でぎっくり腰になってしまっています。

 

他にも、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性腰椎症などでも、ぎっくり腰になってしまいます。

 

ぎっくり腰で病院での治療はいくらかかるの?

病院での治療は、ブロック注射を打っても、6000円程度です。

ブロック注射を打たなくても、5000円あればおつりがくると思います。

 

病院によって変わることもあるので、一度、確認してみてくださいね♪

 

ぎっくり腰の根本治療は病院でできるの???

基本、病院での治療は、根本治療にはなりません。

私みたいに理学療法士がいて、治療を行う場合は、別ですが、基本、病院での治療は対処療法です。

ぎっくり腰の原因って???

普通のぎっくり腰の原因は、筋肉です。

 

日ごろの姿勢や体の使い方が原因で、筋肉にダメージが溜まってしまいます。

ダメージが溜まっている筋肉をさらに使ってしまったときに、ひどい痛みとして表れてしまうのがぎっくり腰です。

 

さらに使ってしまったときというのが

  • 急に重いものをもった
  • くしゃみをした
  • 顔を洗おうと前かがみになった
  • 変な態勢で何か作業をした

↑の様なことしてしまったときにぎっくり腰になることが多いようです。

 

救急車は使っていいの???

ぎっくり腰は命に別状はありませんので、救急車は呼ばないほうが無難ですよ!

ぎっくり腰が治るまで何日かかる???

普通のぎっくり腰であれば、2,3日安静にしていれば、歩けるようになりますし、1週間もすればだいぶ動けるようになります。

2週間もすれば、日常生活は問題なく過ごせます。

早くぎっくり腰を良くするには???

ここでなるべく早くぎっくり腰が良くなる体操をご紹介します。

この体操をするとぎっくり腰の原因になっている筋肉を緩めることができるので、ぎっくり腰の痛みが楽になりますよ。

でも、もし↑の体操をやって痛みが強くなるようならすぐにやめてくださいね!

 

ぎっくり腰の病院での治療のまとめ

いかがだったでしょうか?

ぎっくり腰の病院での治療は

  • 問診
  • レントゲン
  • ブロック注射
  • 痛み止めの薬&湿布&腰痛ベルト(コルセット)

となっています。

 

ブロック注射以外は、ドラッグストアに売っていますので、知り合いや家族に頼んで買ってきてもらってもいいかもしれませんよ!

 

あなたのぎっくり腰が早く良くなることを祈っております

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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うなむ

どもっ!現役、整形外科クリニックで勤務している理学療法士の「うなむ」です。 昔も今もヒーロー願望がありまして、そのヒーロー願望がゆえに、整形外科的な痛みで苦しんでいる人を助けたい!と思いこのサイトを立ち上げました。あなたの痛みが少しでも軽くなって、このサイトがきっかけに、あなたらしい日々を送っていただけたら幸いです!

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