「庭仕事や畑仕事の後は腰が痛くなる」
「孫を抱っこしたら腰が・・」
なんてことありますよね。
どもっ!現役、整形外科クリニックで勤務している、理学療法士の「うなむ」です。
中腰での作業や重いものを持ったりするとすぐに腰が痛くなって、年を感じてしまうことってありますよね。
腰痛予防のためにも、筋トレしたり、歩いたりしなきゃいけないことも分かっているけど、なかなか若い時みたいにはできない。
足腰が弱くなって、立って運動するのは怖い。
と、やらなきゃいけないことはわかっているけど、でもできなかったり。
そこで、高齢者でもできる簡単ですぐに辛い腰痛が楽になる!
魔法のような方法をご紹介します。
高齢者でも簡単ですぐに腰痛が良くなる腰痛体操!
立ったままやる腰痛体操はあぶないので、ここで紹介する腰痛体操は座ってやります!
と腰痛体操の紹介前に注意点をお伝えします
高齢者でもできる腰痛体操の注意点
- 痛みを感じたらすぐに腰痛体操をやめる
- 気分が悪くなったらすぐに腰痛体操をやめる
注意点でした。
ではでは、お待ちかねの高齢者でもできる腰痛体操です。
高齢者でもできる腰痛体操!2選。
高齢者でもできちゃう簡単で腰痛に効果的な方法をご紹介します。
1.椅子に座ります。
画像では浮いていますが、しっかり足の裏を地面につけてください
2.片腕を挙げます
肩がしっかり挙がらないかもしれませんが、あがるところまででOKです。
3.座って片腕を挙げたまま、深呼吸。10秒から15秒ぐらい。
以上です。
痛みが強くなったり、気分が悪くなったりするようならすぐにやめてくださいね!
次は、↑で紹介したストレッチにプラスします。
1.2は同じです。
3.体を挙げた腕と反対側に傾ける
4.体を傾けた状態で深呼吸を10秒~15秒ぐらい
以上です。
この高齢者でもできる腰痛体操を反対でもやってくださいね。
なんでこんな簡単な高齢者でもできちゃう腰痛体操で腰痛が良くなるの?
たった2つの簡単で高齢者でもできちゃう腰痛体操だけでなんで腰の痛みが取れてしまうのか?
不思議に思いますよね?
実は、腰痛は呼吸にとても関係があるんです。
紹介させてもらった高齢者でもできる腰痛体操は、最後のステップで2つとも深呼吸をしてもらっています。
この深呼吸がとても大事なんです。
腰痛にとても関係している筋肉が呼吸に関連する
- 横隔膜
- 腹筋
と関わりが強い。
なので、高齢者でもできる腰痛体操をしながら深呼吸をしてもらうと腰痛の原因になる筋肉を効果的に伸ばすことができます。
効果的に伸ばすことができるので、簡単な高齢者でもできる腰痛体操だけで腰痛が楽になってしまうんです。
体への負担も少なく高齢者の方でも安全にできるので、毎日、続けてくださいね♪
高齢者でもできる腰痛体操も大事だけど・・・
↑で紹介させてもらった高齢者でもできる腰痛体操は、とても腰痛に効果的な体操です。
効果的な腰痛体操なんですが、高齢になると、首が痛くなったり、膝が痛くなったりしてしまいます。
首や膝が痛くなる頃には、首が前に出てしまっていたり、膝がO脚になっていたりしてしまうことがとても多いです。
首や膝が変形してしまっていると、腰痛体操をやって腰痛が楽になってもすぐに戻ってしまいます。
そこで、首、膝のメンテナンスの方法をご紹介します。
高齢者でもできる膝のメンテナンス
1.椅子に座ったまま、右ひざを伸ばして、左ひざを曲げます
このとき、しっかり足は地面につけてください。(画像はついていませんが(笑))
2.体を前に倒す。15秒ぐらい。
絶対に息は止めないでください。血圧、上がっちゃいますよ・・・。
3.反対もやる
以上です。膝のメンテナンスも簡単ですよね♪
ぜひ試してみてください♪
高齢者でもできる首のメンテナンス
首が前に出てしまっている場合、首の横側の筋肉がガチガチになってしまっている方が非常に多いです。
そこでおすすめのマッサージの方法をご紹介します
1.鎖骨の真ん中をさがす
鎖骨は↑の画像の赤丸の部分です。だいたいでいいので真ん中の探してみてくださいね。
2.鎖骨の真ん中から指2本分下の部分を軽くグリグリする。30秒ぐらい円を描くように軽くマッサージをしてみてくださいね♪
鎖骨の真ん中から指2本分下の部分の近くには、グリグリっとする骨があるので、その骨の内側の部分です。
気分が悪くなるようならすぐにやめてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
高齢者でもできる腰痛体操で腰痛を楽にしてもらって、さらに首、膝を楽にしておくと腰痛が出にくくなってきます。
ぜひ、高齢者でもできる腰痛体操+首・膝のメンテナンスも毎日、続けてみてくださいね♪
あなたの腰痛が楽になったら、あなたらしい生活を送っていただけることをお祈りして、この記事を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!