「朝起きたら、腰に激痛が…(涙)」
「くしゃみをしただけで、腰に激痛が走り辛い…」
などふとした動作の時に、あるいは、昨日まではこんな痛みは腰になかったのに…
なんて経験をしたことがあなたもあるのではないでしょうか?
その正体は、ぎっくり腰!!
正式には、急性腰椎症と言われます。
なりかけの頃は本当に辛いですよねっ 汗汗
どもっ!!現役、整形外科クリニック勤務の理学療法士の「Dすけ」です。
私も実は、数年前にぎっくり腰をやってしまいました。
あのときは、学生時代の実習の最中で腰背部にものすごい痛みが走り辛かったのを覚えています…汗
今でも腰の痛みに悩まされる時があります 苦笑
ぎっくり腰は、1回やるとくせになると言いますが、私も覚えているだけで数回経験しています。
ここでは、ぎっくり腰の痛みはどれくらいで軽減するのかを紹介させて頂きます。
なので、少しでもきになる方は読んでくださいね!!!
ぎっくり腰はなぜなるの?
ぎっくり腰は、筋肉の捻れや損傷からなることが多く、一般的に、姿勢などが関係しているそうです。
実際に患者さんから、ぎっくり腰をやってしまった原因を聞くと…
「重い物を持ちあげたとき」
「立ち上がろうとしだけで」
「お辞儀をしただけで…」
なんてことは、よく聞ききますが、これだけではありません汗汗
ここからは、私自信が体験したのですが 笑
イスに座って、夜、家で、デスクワークをしていた時に両手を上げ伸びをした時に、腰に違和感を覚えて…
えっ、、、あ、、、
立ち上がった瞬間に背部に激痛が(笑)
これが、人生で初のぎっくり腰でした。
しかも、この時はまだ学生でしかも、運悪く実習中で(汗)
幸い次の日が休みだったので1日ベットで安静にしていました笑
それから、私はクセになり未だに、腰を痛めることが多々あります。
ぎっくり腰になる根本的な原因は、はっきりとはわかっていませんが、最初にも言ったように筋肉の関係と、体の柔軟性に関係があります。
ここでは、ストレッチのやり方もご紹介させていただくので⬇︎⬇︎⬇︎を読んでください。
どれくらいで痛みは良くなるの?
「この辛い痛み、どれくらいでよくなるの?」
なんて疑問に思ったりすることはないでしょうか???泣泣
多くは1週間〜2週間で自然回復すると言われていますが、中には時間が経ってもなかなか腰の状態が良くならない患者さんもいます…
そんな時に以下にあげる症状は出たことや、今現在こんな症状は出現していませんか??↓
下半身に痛みや痺れ、あるいは足のウラなどに異常な感覚(暑い感じ、寒い感じなど)
そんな時は、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛といった病気、症状が隠れている可能性があります。
ここで豆知識ですが…!!
※坐骨神経痛は、症状であり病名ではありません
ではでは、次に坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアについてご紹介します。
坐骨神経痛
「坐骨神経痛ってどんな症状なの?」
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は患者さんからよく…
「腰から下が痺れるんだよ。」
「お尻から足先まで痺れる。」
なんて事を患者さんからよく聞きます。
坐骨神経痛は、年齢層では、だいたい40、50代あるいは御年配の方からの声が多いです。
もしかしたら、腰より下が痺れているのは、坐骨神経痛の可能性があります!!
実際に坐骨神経がでる場所は、腰の骨のL3〜5番付近(お尻のすぐ上)に存在します。
では、ここで、坐骨神経痛の定義を乗せさせて頂きます。気になる方は読んでください!
定義:臀部(お尻)から下腿後面(足のウラ)あるいは足の外側にかけての放散痛。あるいは、足先までの放散することもある。
↑↑にあるように、お尻から下が痺れている症状が出ている場合、坐骨神経痛の可能性があります。
坐骨神経痛になりやすい方は、腰にこんな病気はお医者さんから言われたことはありませんか?
腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症すべり症、腰部脊柱間狭窄症など…
これらが、原因になることがあります。
腰椎椎間板ヘルニア
ここでは、腰のヘルニアについて簡単にご紹介します。少しでも興味があるかたは是非読んでみてください!
好発年齢としては、20から40代の男性に多いとされています。
次に症状について触れていきます。
局所症状:腰痛、腰部の可動域制限(腰の動き)が悪くなる。
神経症状:一側下肢の放散痛(坐骨神経痛など)、感覚障害、脱力
具体的には↑↑にあげさせていただいたような症状が出現します。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、症状は左右どちらか片側に症状が出現します!!!
ヘルニアになりやすい人の原因としては…
重い物を持ち上げる、スポーツ、肉体労働などあります。
※ヘルニアを診断するには、レントゲンではなく、MRIではないと診断ができません。
ぎっくり腰の痛みのレベルはどれくらいなの?
ここでは、ぎっくり腰の痛みのレベルについてご紹介させて頂きます。
「レベルって??」
なんて思った方もいるかもしれませんが、私たち理学療法士は患者さんに痛みの頻度.質などを表現してもらうのに、VAS(ビジュアルアナグスケール)をよく使います。
どんな物なのかというと、0(全く痛くない)〜 10(ものすごく痛い)で患者さんに口頭で答えてもらいます。
おっと、前置きが長くなってしまいましたが…
実際に病院に通院できるくらいの、ぎっくり腰の患者さんの痛みの質は私の経験では、3〜4.5の患者さんが多いい傾向です。
実際に理学療法士にリハビリ(治療)のオーダーがお医者さんから降りてくる患者さんも、3〜5くらい患者さんがほとんどです。
↑↑のことからここでお伝えしたいのは、これくらいにレベルの人たちは、ぎっくり腰の中でも、軽傷あるいは、激痛(10)から少し痛みが引いた人ということです。
では、我々、理学療法士のところに痛みが引いたのに、実際にどんな人が患者さんとしてくるのでしょうか…??
それは、、、
「寝返りをするのに少しまだ腰に痛み、違和感がある。」
「中腰姿勢になるとまた痛みが出そう。」
「顔を洗うのに前かがみにまだなれない。」
など、本調子ではない患者さんが多いです。
なかには、ぎっくり腰なりたての方も病院に来て、いきなり、リハビリのオーダーが出る事もしばしば…汗 泣
では、ぎっくり腰にならないための簡単な予防をご紹介したいと思います⬇︎⬇︎
予防するにはどうしたらいいの?
最初にもご紹介させていただいたかもしれませんが…
ぎっくり腰になりやすい人のほとんどが、実は柔軟性が低下している方がほとんどす。普段の日常生活から腰に負担のかかる姿勢を取っている可能性があるので、十分な筋力、柔軟性を保つことが重要だと思います。
ここで、実際に私がよく腰痛(ぎっくり腰も含め)の患者さんに日常生活でご指導させていただいてることを1つご紹介させて頂きますので、よろしければ参考にしてください!!
それは、(床も物を拾う時の注意点)です!
具体的には、膝を曲げてから、少し腰を前かがみにしてから物を拾うようにしてください。
これだけです。
実際に膝を曲げてるだけで、腰にかかる負担が軽減します!!!
しかし……これだけではまだ足りないかも知れません。
実際に、腰痛、ぎっくり腰をお持ちの方は、腹筋と背筋の筋力が低下している方、股関節の動き(可動域)が低下している方がなりやすい傾向にあります。
※日頃から、無理のない範囲で腹筋と背筋の筋力トレーニング、股関節周りのストレッチをおこなうことが大切です。
股関節のストレッチ•気になる人へ!
股関節についての事が細かくなっているので、宜しければ、こちらをご覧くださいねっ♩♩
ぎっくり腰の薬って!?
ぎっくり腰に効く薬ってなにがあるの??
一般的に知られている、薬としては、ロキソニンがあると思います!
そこで、ロキソニンについて知りたい人!!
実際、私も腰を痛めたりした時にはロキソニンをのんでいます!汗汗
お風呂って入っていいの?
ぎっくり腰になったら、実際お風呂に入るべきなの??
お風呂に入ることで、体にさまざまな効果があり、体の不調を整え改善させてくれますが、激痛の時はお風呂はひかえた方がいいような気がします汗
私の父親ですが、数年前に歩けないくらいのぎっくり腰をやってしまいました。笑
その時の痛みのレベルが……「8/10で、耐えられないくらいの激痛」
こんな状態なのに、お風呂に入りましたが、次の日なんと、、、
痛みが悪化+痺れ!!(どうやら坐骨神経痛を同時に出現したらしく)笑笑
仕事も大事をとり3・4日休みをもらい安静にしていました。
なので、ぎっくり腰、あるいは、ぎっくり腰になりそうかな?
と、思った時は、お風呂はひかえた方が良いのかもしれません!!!
その日は、シャワーで済ませるなどなど…
お風呂に入る事で、循環の改善、浮力により腰の負担が軽減する事で、リラックス効果が得られるとも考えられています!!
✳︎リラックス効果を得るには、適したお風呂の温度があります。腰痛に限らず、温度高すぎると逆に体が疲れる!!
リラックス効果を得るにはお風呂の温度は何度までが適してるの?
ここでは、ぎっくり腰とは少し内容は離れるかもしれませんが…
「お風呂の、湯船は何度で入れば疲れがとれるの?」
と、日頃から思っている人もいるのではないでしょうか????
とくに!冬場は寒いから、熱い湯船に浸かりたい!!
という人も(仕事終わりの男の人は多いいかもしれませんね?)
しかし、ただ、温度を上げて熱くすればいいってもんじゃないですよ!!汗汗
そこの、あたな!!43.44度などに自宅のお風呂の湯船の温度はなっていませんか?(こんな温度だと熱くて入らない!!笑)
実は、疲れを取るのに適している温度って…
38.39度〜42度までが、疲れがとれるの温度だと言われています!!
これ以上の温度だと、交感神経(頑張ろう、戦おうとする神経物質)が優位になり、体は頑張ろうとして、逆に疲れてしまいます!!汗汗
私も、普段から腰痛は持っていますが、自宅では真冬でも、41度に設定し、ゆっくり、のんびり体をあたため、疲れを癒してから夜は寝ます!笑
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここでは、最後に痛みの期間のまとめをして終わりにしたいと思います。
ぎっくり腰の痛みがなくなるまでの期間(軽減)はどの我々専門家の本では、2・3日はかかるとかかれています。また、長いと1週間はかかる事もあります。