「ぎっくり腰ってストレッチで楽になるの?」
「ストレッチでぎっくり腰の痛みが楽になるならやりたい!」
と思いますよね。
どもっ!現役、整形外科に勤務している理学療法士の「うなむ」です。
ぎっくり腰の痛みって本当に辛いですよね。
何をしても痛い!!!
そんなぎっくり腰の痛み、楽になるなら何でもやりたいところ。
でも、腰痛に効くから!といってストレッチをすると大変なことになってしまいます。
今以上にぎっくり腰の痛みが強くなってしまうことも!!!
なので、ぎっくり腰にストレッチは危ないので、絶対にやらないでくださいね!!!
「腰痛にはストレッチは効くのに、なんでぎっくり腰にストレッチはダメなの???」
と思うと思います。
そこで、ぎっくり腰になぜストレッチがダメなのか?ぎっくり腰の痛みはなぜストレッチをすると悪化してしまうのか?
ぎっくり腰にストレッチがダメな理由をご紹介したいと思います。
で、ぎっくり腰にストレッチがダメな理由だけでは物足りないですよね?
そこで、せっかくこの記事を読んでいただいたので、ぎっくり腰の痛みが少しでも楽になる方法をご紹介します。
なので、ぜひ、最後まで読んでくださいね♪
ではでは、行きましょう!!!
なんでぎっくり腰はストレッチで悪化するの???
なんでぎっくり腰の痛みはストレッチで強くなってしまうのか?を知るためには、ぎっくり腰の原因がわからないと理由がわからないので、まず、ぎっくり腰の原因を説明しますね!
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因は、色々言われているんですが、病院に行っても「なんでもないですね」と言われるぎっくり腰、いわゆる、普通のぎっくり腰の原因は、筋肉です。
ぎっくり腰のあの辛い痛みは、筋肉の痛みで、毎日の姿勢や仕事などで、疲れがたまっている筋肉に、急に大きな力が加わったり、変な姿勢で力をぐっと入れたりしたときに、筋肉が傷ついてしまうために、起こります。
そんなぎっくり腰の痛みの原因である筋肉に無理にストレットをしたらどうなってしまうのでしょうか???
ぎっくり腰がストレッチで悪化する理由
ぎっくり腰の原因である筋肉がストレッチで伸ばされてしまったら、伸ばされた筋肉は、さらに傷ついてしまいます。
言ってしまえば、転んで傷ができたところを無理やり引き伸ばすようなもの。
想像しただけで痛い。そのあとはジンジンする痛みが強くなってしまうことは、簡単に想像つきますよね。
つまり、ぎっくり腰にストレッチをするってことは、転んで傷ついた傷を無理やり広げるのと同じこと。
そりゃぁ、痛くなってしまいますよ!
では、ぎっくり腰になってしまったら、いつからストレッチをやってもいいのでしょうか?
ぎっくり腰はいつからストレッチをやってもいいの?
ぎっくり腰になってストレッチができるのは、1週間以上たってからの方が無難です。
無理にストレッチをしてしまってぎっくり腰の痛みをぶり返してしまってもしょうがありません。
どうしても早くストレッチをしたいあなたのために、ぎっくり腰になったあとストレッチをしても、きっと大丈夫であろう時期について判断する方法をご紹介します。
ぎっくり腰でストレッチができる判断基準
ストレッチをするときの注意点が、痛くなったらすぐにやめてください。
ストレッチをして痛くなってしまったら、まだ、早い!ってことなので、本当にすぐにやめてください!
またあのぎっくり腰の辛い痛みがぶり返してしまいますよ!
では、ぎっくり腰になった後、ストレッチができる判断基準は
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↑の症状がなければ、おそらく、ストレッチをしてもぎっくり腰の痛みがぶり返すことは、ないと思います。
ないと思いますが、ストレッチをして少しでも痛みが強くなるようならすぐにやめてください。
ストレッチをやらずにぎっくり腰をなるべく早く楽にする方法
「ストレッチができないなんて・・・orz」
なんて人はいないと思いますが、ストレッチをしなくともぎっくり腰の痛みを少しでも早く楽にする方法をご紹介します。
紹介する方法は、2つ。一般的な方法と私がぎっくり腰の患者さんにやっている方法の2つです。
まずは一般的な方法です。
ぎっくり腰の基本的な治し方
ぎっくり腰の病名は、「急性腰痛症」と言います。
つまり、急性とついていますので、2週間もすれば痛みが楽になりますよ!という診断名です。
整形外科にかかるとドクターからはこんな感じに言われます。
「安静にしていれば、1週間もすれば良くなりますよ!一応、お薬と湿布、あと持っていなければベルト出しましょうか?」
うちの病院では、
痛み止めのロキソニン
ロキソニンで胃が荒れてしまうので、胃薬のムコスタ
湿布はモーラスだったりロキソニンだったりします。
あとは腰痛ベルト
あとは、安静に過ごすことがなるべく早くぎっくり腰の痛みを和らげる方法になります。
なるんですが、私が患者さんにやっている方法は、違います。
↓に一部ですが、紹介しますね♪
ぎっくり腰の痛みから少しでも楽になってください!
一瞬でぎっくり腰の痛みを楽にする方法
ここからは、私が患者さんにやって効果のあった方法をご紹介します。
するんですが、1つだけ守ってほしいことがあります。
それは、「痛みが強くなったらすぐにやめてください!」
これだけです。
これだけは絶対に守ってくださいね。痛みが強くなったらやる意味がありませんので。
ではでは、いきます!
- 椅子に座ってやります。
- 椅子に座って膝を曲げて、膝のお皿の位置を確認してください
- 膝のお皿のてっぺんの部分から指3本分、お腹側に上がってください
- そこからさらに外側に指3本分いったところに、少し凹んだ部分があるのがわかりますか?
- 凹んだ部分を30秒~1分程度、グリグリしてもらうと、ふーっとおなか周りが緩んできます。
普通のぎっくり腰であれば、これだけで少し楽になると思います。
よかったら試してみてくださいね♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
ぎっくり腰にストレッチをやってしまうと余計悪くなってしまいますよ。
なので、絶対にやらないでください。
ぎっくり腰は、安静にしていれば、徐々に良くなっていきます。
3日もすれば、なんとか歩けるぐらいには復活しますし、1週間もすれば歩けます。
もし3日たっても1週間たっても痛みが良くならない場合は、整形外科にかかってくださいね!
普通のぎっくり腰ではないかもしれません。
まずかかるなら整形外科です。
整形外科で診てもらってください!
あなたのぎっくり腰が、少しでも良くなるようにお祈りしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!