「ぎっくり腰には、温湿布と冷湿布、どっちを貼ったらいいの???」
「痛いときは冷湿布?いつから温湿布を貼ればいいの?」
と思いますよね。
どもっ!現役、整形外科クリニック勤務、理学療法士の「うなむ」です。
痛いときに温湿布を張ったほうがいいのか?冷湿布を張ったほうがいいのか?
どっちがいいのかわかりませんよね。
早速、答えを言ってしまいますが、一般的には温湿布・冷湿布、どっちも同じです。
「えっ!?」
と思われたと思います。
実は、温湿布も冷湿布も、痛みを抑える効果は同じで、冷たく感じるか?暖かく感じるか?の違いです。
なので、好きなほうを貼ってください!というのが、正直な答えになってしまいます。
ただ・・・ぎっくり腰の場合は、はじめの2、3日は、冷湿布を張っておいたほうが無難です。
実は、冷湿布と温湿布は、頭(脳)をだましているだけなんです。
なんですが、頭(脳)をだますと体に変化が起きてしまうので、ぎっくり腰の初めには、冷湿布が無難なんです。
そこで、ぎっくり腰のはじめには、なんで冷湿布がいいのか?理由を説明させていただきたいと思います。
プラスして、おすすめの湿布や、湿布の張り方などいろいろ情報を詰め込みましたので、よかったら最後まで読んでくださいね♪
ではでは、一緒に見て行きましょう!
ぎっくり腰で温湿布・冷湿布を張った時の脳の反応
温湿布も冷湿布も同じ!どちらでも好きなほうを♪とお伝えさせていただきました。
と、いっておきながら、ぎっくり腰のはじめは冷湿布を!と矛盾してますよね。
ぎっくり腰の初めに冷湿布が無難な理由は、頭(脳)の反応が関係しています。
冷湿布には、メントールが、温湿布には、カプサイシンが含まれているので、冷湿布は冷たく感じる、温湿布は、あたたかく感じます。
つまり、脳をだましているんです。
例えば、温湿布を貼ったところを、脳は「暖かい」と判断します。
暖かいなら、血液の流れを良くしようかな♪と血管を広げて、血液を多くしてしまいます。
常に痛い腰痛なんかはこれで痛みが和らいでくれるのでいいんですが、ぎっくり腰の1日2日は、血流が良くなってしまうと逆に痛くなってしまうことも。
なので、ぎっくり腰の1日2日は、温湿布を控えたほうが無難なんです。
つまり、ぎっくり腰になりたては、冷湿布を貼ってください!
冷湿布を張ることがわかったら、次に気になってくるのが、ぎっくり腰に冷湿布はいつまで貼ったらいいのか?気になるりますよね?
次は、ぎっくり腰の初めに貼る冷湿布はいつまで張ればいいのか?温湿布に切り替えるならいつからがいいのか?
一緒に見て行きましょう!
ぎっくり腰にはいつまで冷湿布を貼ったらいいの???
おすすめは、ぎっくり腰、2,3日は、冷湿布。
ぎっくり腰3日以降、痛みが落ち着いて来たら、温湿布。
というのがおすすめです。
ぎっくり腰は2,3日もすれば痛みが落ち着いてきます。
痛みが落ち着いて来たら、動かせるところを動かしていったほうが痛みが楽になるのが早いです。
なので、痛みが落ち着いてくる3日後以降は、温湿布に切り替えてもいいかもしれません。
が、痛みをとる効果は変わりないので、温湿布に切り替えなくても問題はありません。
冷湿布を張ると、少しだけ血管が収縮しますが、すぐに戻るので、気にすることもないぐらいです。
ですので、ぎっくり腰3日目以降は、温湿布でも冷湿布でも好きなほうを貼ってくださいね♪
市販でぎっくり腰におすすめな冷湿布・温湿布
即効性があることが、特徴で、効果が期待できます。
できるんですが、効果があるものは必ず副作用があるものなんです。
副作用で特徴的なものが、胃腸への負担。
なので、長期間の使用はあまりおすすめできません。
さらに、さらに、「フェルビナク」は注意が必要です。
- 15歳未満の方
- 妊娠中の方
- 喘息のある方
は使用できないという注意書きがありますので、くれぐれも気を付けてください。
ぎっくり腰におすすめな冷湿布!
ビーエスバンFRテープV
ボルタレンEX テープL
出典:www.amazon.co.jp
必ず副作用があるので、確認してから貼るようにしてくださいね!
ぎっくり腰3日目以降におすすめな温湿布!
ハリックス55ID温感H
血流改善 腰ホットン
このあたりが、ぎっくり腰、3日目以降、おすすめの温湿布になります。
ぎっくり腰におすすめの冷湿布・温湿布の貼る場所
「湿布ってどこに貼ったらいいかわからない・・・」
って話を患者さんからよく聞かれます。
よく聞かれるんですが、湿布を貼る場所は、痛いところに貼ってください!
ぎっくり腰でも、捻挫でも、寝違えでも、なんでも湿布は痛いところに貼ってくれれば大丈夫です。
で、貼って痛みが楽になる感じがあるなら効果があるので、副作用がないなら、貼り続けてください。
湿布は基本的に急に痛くなった場合にしか効きません。
ぎっくり腰に温湿布・冷湿布のまとめ
いかがだったでしょうか?
あまり知られていない湿布の真実をご紹介させていただきました。
びっくりされたんではないかと♪
病院のスタッフもあまり知らない冷湿布・温湿布の真実ですし、ネットの記事でもあまり書かれていません。
というか、知らないで記事を書いてしまっている方が多いようです。
もしそんな記事を見つけたら、すぐに閉じて他のサイトを確認してくださいね♪
ではでは、あなたのぎっくり腰が楽になって日常の生活に少しでも早く戻れることを祈っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!